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ボツにした記事を出してみる その2 Good MOUNTAIN Heartache [社員のつぶやき]

その子はたいそう行儀の悪い子供だった。

名前を呼んでもロクに返事もしない。
食事は手づかみ、裸足で駆け回り、女の子だというのに時には服さえ脱いでしまう。
勉強時間には机の上に登り、地下室でネズミを捕まえ、勝手に家を飛び出して何時間も帰ってこない。
いくら注意をしても、一向に効き目がないのだ。

またその子は毎日盗みを働いていた。
まだ10歳にもならないその少女は、盗んだモノをこっそりタンスに隠していた。

そればかりか、その子は幻覚を見るらしい。
突然メエメエ泣き始める。

手に負えない。
この子はどこかおかしいのではないか?

お医者様が「ここの暮らしは合わないだろう」と言うので、
私達はその子を人里離れた山へ連れて行くことにした。
少女は一生を山で過ごすことになるだろう。
「変人」のレッテルを貼られないためにも、そのほうがいいのだ。
どれだけはしゃいでも、またどんなに行儀が悪くても、誰からも非難されることのないように。

半年ほど経った頃、私はその少女の様子を見に山へ向かった。
少女は山羊と戯れていた。
私は彼女の名前を呼んだ。



 「アーデルハイド






例の歌が頭の中をぐーるぐる

♪ てーねんぴ、てーねんぴ、てーねんぴっぴっぴ~♪

大人の目線で見ると、ロッテンマイヤーさんは意外と悪人ではないことがよく分かります。
おじいさんはハイジを読み書きも出来ない大人にする気だったのでしょうか?








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ボツにした記事を公開してみよう All or Nothing at ARTICLE [社員のつぶやき]

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『うちの子は○○なんですが、それでいいのでしょうか?』 という質問

 うちの子は家でちっとも勉強しないのですが、それでいいのでしょうか?
 うちの子は家でゲームばかりしているのですが、それでいいのでしょうか?
 うちの子は何をやるにも遅くて「早くしなさい」と言ってもちっともきかないのですが、それでいいのでしょうか?
 うちの子は服を選ぶのに30分もかかるのですが、それでいいのでしょうか?
 うちの子はすぐ裸になるんですが、それでいいのでしょうか?


これらは質問のようにみえますが、いいか悪いかを知りたいのではなく、許可を求めているのです。
つまり「いいんですよ」と言われて安心したいのです。

 「うちの子はすぐバカと言うのですが、それでいいのでしょうか?」
 「いいんですよ。コドモですから」

ね、安心したでしょう?
「うちの子は○○なんですが、それでいいのでしょうか?」という質問には「いいんですよ」以外の答えなんて求めていないのです。
もし本当に対処法が知りたいのなら、「それでいいのでしょうか」ではなく、「どうすればいいのでしょうか」と聞くものです。

では同じような質問に「いいんですよ」と答えてみましょう。


 「主人はすぐ裸になるのですが、それでいいのでしょうか?」
 「いいんですよ。主人ですから」

 「お隣のご主人は挨拶もしないのですが、それでいいのでしょうか?」
 「いいんですよ。お隣のご主人ですから」

 「大人になっても好き嫌いがあるのですが、それでいいのでしょうか?」
 「いいんですよ。オトナですから」

 「あの人は仕事もせずブラブラしているのですが、それでいいのでしょうか?」
 「いいんですよ。人それぞれですから」

 「私は書くことがないので次もボツ記事を出そうと思うのですが、それでいいのでしょうか?」
 「いいんですよ。書くことがないんですから」


安心しました。
ああ、よかった。





ボツにした理由?
どうオチをつけようかどこにも持っていきようがなかったのです。
やっとなんとかオチがつきました。ボツにして正解。







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それでも世の中の秩序は保たれている Cry Me a MANNER [社員のつぶやき]

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『正しいことをしているのに疎まれやすい例』


~ ケース1 ~

そのおじさんは毎日自転車置き場でごちゃごちゃの自転車を並べ直している。

 「兄ちゃん、そんなとこ停めちゃあかんがね!」

適当に自転車を突っ込もうとしていた若者を見て、おじさんは駆け寄った。

 「見てみ。あっちこっち出っ張ってるやろ。この出っ張りに引っかかって歩いてる人が怪我したらどうするんや? 横から見て一直線にならな」

若者は少しタメイキをついたが、何も言わずに端っこに自分の自転車を置いた。

 「ダメダメ! きちっと並べんと次の自転車が置けんやろ」

間隔をあけずに駐輪するのがマナーなんだとおじさんは言った。
余計なスキマすら許してはもらえないらしい。

私はてっきり駐輪場の整備係なのだと思っていたが、彼はただのボランティアだった。




~ ケース2 ~

その男性はコンビニの駐車場で端っこのスペースに車を停めようとしていた。
白線で区切られた駐車場内は満車に近い状態だ。
列の中に右側白線内ギリギリに駐車された車があったため、車の列が全体的に右に偏っている。
男が停めようとしている隣の車は、右のタイヤが完全に白線を跨いでいた。
男性はそれを知っていながら駐車スペース内のど真ん中に自分の車を停めてみせた。
隣の車のドアが開けられないのは知ったことではないのだ。
マナー違反はそっちなのだから。

私はあの隣に駐車しなくてよかったと胸をなでおろした。




~ ケース3 ~

「あなたね、電車の中で携帯は止めなさい。○○駅からずっと話しっぱなしじゃないの。電車内での通話は禁止なのよ」

突然、甲高い声がして、私は目を覚ました。
斜め向かいに座っている高校生くらいの女の子に母親ほどの女性が注意をしている。
女の子は「すいません」と小声で言った。
母娘かと思ったがそうではないらしい。

「電源も切らなきゃダメよ。あそこには優先席もあるんだから」

その女性は医療器具をつけた人への携帯の電磁波の影響を説明し始めた。
女の子は顔をしかめている。
女の子が座っていた場所は優先席からドアひとつ挟んだ並びの列だ。

「優先席付近は電源を切って下さいってアナウンス聞こえなかったの? ここだって付近なのよ。分かる?」

女の子は観念したかのように電源を切り、携帯をしまいこんだ。
おばさんはおもむろに周りを見渡し一礼をすると大声で挨拶した。

「大声を出して申し訳ありません。でもいけないことはいけないと言う必要があると思います。皆さんも正しいことはきちんと言いましょう! 失礼致しました」

その女性はとても満足げだったが、私は心地よい眠りを妨げられてとても不愉快だった。
隣の席の若者が小声で「クソババア」と悪態をついたが、私も同じ気持ちだった。





このように
親切なおじさんが「ヒマなジジイ」に、
マナー重視の男性が「いやがらせオヤジ」に、
礼儀を正すおばさんが「うるさいババア」
に変わったりしますので注意が必要です。
間違いを正す場合はどうぞお気をつけ下さい。








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